Last updated on 2025-12-03, by 吉田 凜
【2025年版】Apple Musicの曲をMP3で永久保存方法(PC/スマホ別)
Apple Musicは数千万曲が聴き放題ですが、「サブスクを解約したら曲が全部消えてしまった」「お気に入りの曲を動画編集で使いたいのに、読み込めない」といった深刻な悩みを抱えていませんか?
その問題は、Apple Musicの「保存」の仕組みを誤解していることが原因かもしれません。
この記事では、Apple Musicの曲を保存する2つの方法(スマホ公式 vs PC変換)を徹底的に比較し、DRMの制限から解放され、曲をMP3として永久に「所有」するための確実な方法を、PCが苦手な方にも分かりやすく解説します。
目次CLOSE
方法1:スマートフォン(iPhone/Android)で保存する方法
これはApple Musicが公式に提供している「オフライン再生」機能を利用する方法です。スマホだけで完結する手軽さが最大のメリットです。
iPhone / Android での公式ダウンロード手順
- Apple Musicアプリを開き、保存したい曲、アルバム、またはプレイリストを見つけます。
- 「+」ボタンをタップして、まずライブラリに追加します。
- ライブラリに追加されると、ボタンが「↓」(ダウンロード)アイコンに変わります。
- 「↓」アイコンをタップすると、ダウンロードが開始されます。
- 完了すると、その曲はスマホ本体に保存され、機内モードや電波のない場所でも再生できるようになります。
スマートフォン公式ダウンロードのメリット
- 手軽さ: スマホアプリ内で、数タップするだけで完了します。
- 通信量の節約: 一度ダウンロードすれば、ストリーミング再生(パケット通信)が発生しません。
スマートフォン保存における主な制限事項
この手軽な方法は、実は「本当のダウンロード」ではありません。これがApple Musicの「オフラインの仕組み」であり、以下の重大な制限があります。
DRM(著作権保護)付き
ファイルは暗号化(M4P形式)されており、Apple Musicアプリ以外(他の音楽プレーヤー、動画編集アプリなど)では一切再生できません。
解約すると「消える」
最大の問題です。サブスクリプションを解約した瞬間、再生不能になります。これが、多くの人が経験する「Apple Musicを退会したら曲が消える」問題の正体です。あくまで「レンタル権」を一時的に保存しているだけです。
ファイルが取り出せない
ダウンロードした曲がスマホのどこに保存されているかを見つけるのは非常に困難です。見つけてもMP3のようにUSBメモリやSDカードにコピーすることはできません。
多くの方が間違えやすいポイントですが、iPhoneで「↓」を押しても、本体にMP3が保存されるわけではありません。解除できないDRMが付いており、Apple Musicアプリ以外での再生は不可能です。そして、サブスクリプションを解約した瞬間、すべて消えてしまいます。
本気で「保存」し、DRMから解放されたい場合は、次の「方法2」が必須となります。
方法2:PC(パソコン)を使ってMP3として永久保存する方法
「方法1」のすべての制限を回避し、公式の「ダウンロード」機能ではファイルとして取り出すことができない問題を解決するのが、PC用ソフトを使い、Apple Musicの曲をMP3へ変換することです。
ここで紹介するのが、「Songget Apple Music変換」です。
これは、Apple Musicの曲からDRM保護を解除し、MP3、FLAC、AAC、WAVといった汎用性の高いファイル形式に変換するために設計されたPC(Windows/Mac)用ソフトウェアです。
3. PCによる保存が必要とされる理由
| 比較項目 | 方法1:スマホ公式ダウンロード | 方法2:PC (Songget) で変換 |
| ファイル形式 | M4P(DRM保護付き) | MP3, FLAC, AAC, WAV(DRMフリー) |
| 解約後の再生 | 不可能 (すべて消える) | 可能(永久に所有) |
| 再生デバイス | Apple Musicアプリ内のみ | PC, スマホ, MP3プレーヤー, USB等すべて |
| 動画編集/DJ | 不可能 | 可能 |
| バックアップ | 不可能(意味がない) | 可能(自由にコピーできる) |
こんな人にはPC(Songget)での保存が必須
以下のような目的がある場合、「方法1」では絶対に実現できず、「方法2」のSonggetが必須となります。
こんな人にはPC(Songget)での保存が必須
- 「Apple Musicを退会したら曲が消える」と不安な人: 「今は払っているけれど、いつか解約するかも…」という不安があるなら、お気に入りの曲だけでもMP3にしておけば、解約後も安心です。
- 動画編集やDJミックスで曲を使いたいクリエイター: 結婚式のムービー、YouTube動画のBGM、DJソフト(rekordbox, Serato)でのミックスなど、DRMフリーのMP3ファイルでなければ他のソフトに読み込むことすらできません。
- ウォークマンや古いiPodなど、専用プレーヤーで聴きたい人: あらゆる音楽プレーヤーで聴くためには、MP3ファイルが必須です。
- 車のUSBメモリに音楽を入れて聴きたい人: 多くのカーナビやカーオーディオは、USBメモリ内のMP3再生に対応しています。
4. Songget Apple Music変換特徴
Songgetが選ばれる理由は、その強力な機能と使いやすさにあります。
確実なDRM解除機能
Songgetの核となる技術です。Apple Musicの曲にかかっているDRM保護を合法的に解除し、誰でも自由に扱えるファイル形式に変換します。
ID3タグの自動保持(高精度)
変換した曲が「不明なアーティスト」になっては管理が大変です。Songgetは、曲名、アーティスト名、アルバム名、さらには高解像度のアルバムアートワーク(ジャケット写真)、トラック番号、年まで自動で取得 ・ 保持します。
高速な一括変換(バッチ処理)
100曲入りのプレイリストをまるごと変換リストに追加し、「変換」ボタンを一度クリックするだけ。一般的なストリーミング再生の数倍から数十倍の速度で処理が進むため、100曲のプレイリストであっても、わずか数十分(PCの性能による)で全てのMP3化が完了します。
高速かつ高音質な変換技術
Songgetは録音方式ではなく、Apple Musicのストリーミングデータを高速処理する変換方式を採用しています。 そのため、再生時間と等倍の時間がかかるリアルタイム録音よりも圧倒的に速く、音質劣化の心配もありません。
iTunes不要の内蔵Webプレーヤー
PCにiTunesをインストールしたり、Apple Musicアプリと連携させたりする面倒な設定は不要です。Songgetはソフト内にApple MusicのWebプレーヤーを内蔵しているため、起動してログインするだけで、すぐにあなたのライブラリにアクセスできます。
5. PC(Songget Apple Music変換)での永久保存手順
使い方は簡単です:
-
Step1
SonggetをPCにダウンロード&インストール
Songgetの公式サイトからソフトをダウンロードし、PCにインストールして起動します。メイン画面が表示されたら、 Apple Musicのアイコンをクリックして変換モードを選択してください。
-
Step2
Apple Music Webプレーヤーにログイン
ソフトを起動すると、見慣れたApple Musicのログイン画面が表示されます。内蔵されたWebプレーヤーに、普段お使いのApple IDでログインします。
-
Step3
MP3に変換したい曲やプレイリストを追加する
ログイン後、いつも通りApple Musicで音楽を探します。保存したい曲やプレイリストを再生します。曲が再生されると、画面の右下に「 ↓ 」ボタンが表示されますので、それをクリックしてください。
-
Step4
出力形式 ・ 音質 ・ 歌詞保存の設定
変換を開始する前に設定画面を開き、以下の項目を指定します。
・出力形式: MP3 を選択(最も汎用性が高い)
・音質: 320kbps を推奨(高音質を確保)
・歌詞: 「歌詞を保存」にチェックを入れると、歌詞データも取得可能
変換リストに曲が追加されたら、内容を確認し、右下の「ダウンロード」ボタンをクリックします。
-
Step5
変換開始&MP3ファイルの確認
変換が始まると、進行状況が表示されます。完了したら、指定した出力フォルダを開きます。そこには、DRMフリーで自由に使えるMP3ファイルが並んでいます。
6. 【推奨】PCで保存したMP3をスマホで楽しむ方法
PC(Songget)でMP3ファイルを作成した後、そのファイルをスマートフォンに転送することで、解約後もスマホで聴けるという最強の環境が完成します。
iPhone/iPadへの転送方法
- Macをお使いの場合: PCの「Finder」を開き、USBケーブルでiPhoneを接続します。
- Windows PCをお使いの場合: 最新の「iTunes」アプリを起動し、iPhoneを接続します。
- FinderまたはiTunesの「ミュージック」タブで、作成したMP3ファイル(またはフォルダごと)をドラッグ&ドロップで追加します。
- 「同期」ボタンを押して、音楽をiPhoneに転送します。
Android (Xperia, Galaxy, Pixelなど) デバイスへの転送方法
- USBケーブルでAndroidスマホとPCを接続し、スマホ側で「ファイル転送(MTP)」モードを選択します。
- PCに、スマホが外部ストレージとして認識されます。
- PCのエクスプローラーで、スマホの内部ストレージにある「Music」フォルダを開きます。
- 作成したMP3ファイルを、その「Music」フォルダにドラッグ&ドロップでコピーします。
7. 注意:危険な「録音アプリ」や「非公式ツール」は使ってはいけない
Apple Music向けの「録音アプリ」を探したり、ダウンロードの違法性を心配したりする方もいますが、それらの非公式なツールには深刻なリスクが伴います。
怪しい録音アプリ / ブラウザ拡張機能:
これらはPCやスマホのスピーカーから流れる音をそのまま録音する「リアルタイム録音」方式です。変換に再生時間と全く同じ時間がかかり非効率な上、曲の途中で通知音が入ったり、音質が著しく劣化したりします。非公式のダウンロードサイト:
絶対に使用しないでください。違法な海賊版サイトである可能性が極めて高く、マルウェアやウイルスの感染源となります。スマホの怪しい変換アプリ:
(FAQでも後述しますが)スマホ単体でのDRM解除はOSの構造上不可能です。そのような機能があると謳うアプリは、詐欺的な広告アプリか、上記のような「劣悪な録音」を行うものがほとんどです。安全に、高音質で、高速に変換するには、Songgetのような実績のある専門的なPCソフトウェアが唯一の選択肢です。
8. よくある質問 (FAQ)
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Q1:スマホだけでMP3に変換できますか?
A1:いいえ、できません。Appleの厳格なDRMとOSの制限(特にiPhone)により、スマートフォン単体でDRMを解除しMP3に変換する安全なアプリは存在しません。MP3として永久保存するには、本記事の「方法2」で紹介したPCソフト(Songget)が必須です。
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Q2:Apple Musicでダウンロードした曲が「消える」「再生できない」のはなぜ?
A2:これは、本記事の「方法1」で説明した通り、AppleのDRM(著作権保護)によるものです。ダウンロードした曲は「レンタル品」であり、サブスクリプションを解約したり、ライセンス認証に失敗したりすると再生できなくなります。
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Q3:変換後のMP3の音質は劣化しますか?
A3:Songgetは、Apple Musicのオリジナル音質をそのまま維持して変換するように設計されています。設定で高ビットレート(例:320kbps)を選択すれば、高音質を保つことができます。
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Q4:プレイリスト全体など、曲をまとめて変換できますか?
A4:はい、できます。Songgetの大きな特徴の一つが「一括変換(バッチ変換)」です。100曲入りのプレイリストやアルバム全体を一度に変換リストに追加し、「変換」ボタンを一度押すだけで、すべての曲を自動でMP3に変換できます。
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Q5:Songgetは安全ですか?
A5:はい、100%安全です。Songgetの公式サイトからダウンロードしたインストーラーには、広告、スパイウェア、ウイルスは一切含まれていません。Apple IDのログインも、ソフト内蔵の公式Webプレーヤー(Appleのサイト)で行うため、パスワード情報がSongget側に渡ることはありません。
9. まとめ:あなたの目的に合わせて方法を選ぼう
この記事で紹介した2つの保存方法の違いは、非常にシンプルです。
- スマホでの保存: 一時的な「レンタル」。通信量は節約できるが、解約すると消える。
- PC(Songget)での保存: 永久的な「所有」。MP3として残り、解約後も自由に使える。
もしあなたがApple Musicの音楽を「自分のもの」にしたいなら、Songget Apple Music Converterが唯一かつ最良の解決策です。
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