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Apple Musicを無料でMP3保存するガイド|フリーソフト録音の手順と注意点を徹底解説

💡 【この記事の結論・要約】

Apple Musicを「完全無料かつ合法」でMP3にするには、PCの音を直接録音するフリーソフトを使うしか方法がありません。

  • 【完全無料の場合】 Audacity等のフリーソフトで「再生しながら録音」し、Mp3tagで曲名や画像を自力で付ける必要があります。(※本記事で手順を全解説します)
  • 【専用ソフトの場合】 SongGet等の専用ツールを使えば、録音の手間なく数十曲を数分で一括ダウンロードできます。

※時間と手間を天秤にかけ、数曲だけなら無料ソフト、プレイリスト丸ごとなら専用ソフトを選ぶのが最も賢い方法です。

Apple Musicは月額制の素晴らしいサービスですが、「解約すると手元の曲がすべて消える」という致命的な弱点があります。「お気に入りのプレイリストだけでも、解約後に残したい」「iPod ClassicやMP3プレーヤー、カーナビに入れたい」と願うのは、音楽ファンとして当然の心理です。

Apple Musicの曲を変換するツールは有料のものが多いため、「できればお金をかけずに完全無料で済ませたい」とお考えの方も多いのではないでしょうか。

手間と時間を惜しまなければ、完全無料で高音質なMP3ライブラリを作ることは可能です。本記事では、フリーソフトを駆使してApple MusicをMP3化するための「泥臭いけれど確実な手順」を豊富な画像付きで徹底解説します。

1. Apple MusicをMP3に変換する基本ルール(超重要)

作業に入る前に、なぜ普通の変換ソフトではApple Musicを扱えないのか、その仕組みとルールを知っておく必要があります。

DRM・保護データとは?

Apple Musicでダウンロードした楽曲ファイル(.m4p)には、FairPlayと呼ばれる強力なDRM(デジタル著作権管理)が施されています。そのため、単にファイル拡張子を.mp3に書き換えたり、フリーのフォーマット変換ソフトに放り込んだりしても、暗号を解読できずに再生不可となります。

無料で行う唯一の突破口は、暗号解除ではなく、「パソコン内部で再生された音を録音(キャプチャ)する」というアナログなアプローチです。

⚠️ 録音の合法性と絶対禁止事項

日本の著作権法では「私的使用のための複製」は認められているため、自分で楽しむための録音は直ちに違法にはなりません。ただし、以下の行為は絶対に禁止です。

  • 録音したファイルをインターネットやSNS上にアップロードする。
  • 友人にデータを送信・配布する。
  • 販売する。

これらは著作権侵害となり厳しく罰せられます。あくまで個人のバックアップとして楽しんでください。

2. 方法① 無料でApple Musicを録音してMP3にする(Windows)

Windowsユーザーにとって最強の無料ツールが、オープンソースの音声編集ソフト「Audacity」です。ここでは最高音質で録音する手順を解説します。

Audacityの公式ロゴ

必要なもの(Audacity / 仮想ループバック)

  • Audacity:公式サイトから最新版をインストールしてください。(ダウンロード:https://www.audacityteam.org/download/)
  • PC内蔵のループバック機能:Windowsには標準で「鳴っている音を再入力する機能」が備わっています。追加の機材は不要です。

PC内部音声の録音設定(WASAPI)

Audacityを起動したら、上部のツールバーにある設定項目を以下のように変更します。これが高音質録音のキモです。

① 音声ホスト(Audio Host)の設定
MME ではなくWindows WASAPIを選択してください。
※解説:WASAPIはWindowsの内部音声をデジタルデータのまま直接キャプチャできるため、Apple Musicの高音質(ロスレス等)を損ないません。

AudacityでWindows WASAPIを選択する設定画面

② 録音デバイスの設定
スピーカーのアイコンから、スピーカー (Realtek High Definition Audio) (loopback) のように、末尾に(loopback)とあるものを選びます。

Audacityでスピーカーのloopbackデバイスを選択する画面

Apple Musicの録音手順(Audacity)

1. 準備:iTunes(Apple Music)の音量を最大にし、PCの通知音(LINEなど)をオフにします。

Apple Musicの音量を最大に設定している画面

2. 録音開始:Audacityの赤い「●(録音)」ボタンを押します。

Audacityの録音ボタン

3. 再生と確認:iTunesに戻り、曲を再生します。Audacityの画面で、青い波形が左右に動き出せば成功です。

4. 停止:曲が終わったら「■(停止)」ボタンを押します。

Audacityで録音を停止する停止ボタン

録音した音声をMP3に書き出す方法

録音したデータには前後に無音部分が含まれているので、マウスでドラッグして削除(Deleteキー)します。
その後、メニューバーの「ファイル」>「オーディオをインポート」>「コンピューターにエクスポート」を選択し、品質(通常は「標準」または「高品質」)を選んで保存します。

Audacityで録音した音声をMP3として書き出す画面

3. 方法② 無料でApple Musicを録音してMP3にする(Mac)

Macユーザーは、macOSのセキュリティ仕様により「PC内部の音」を標準で録音できません。これを突破するために、仮想オーディオドライバー「BlackHole」を使用します。

Macで内部音声を録音するためのBlackHoleのアイコン

BlackHoleのインストールと設定

1. 公式サイトへアクセス:
Googleなどで「BlackHole GitHub」と検索し、ダウンロードページにある 「Download Installer」 をクリックします。

BlackHoleの公式ダウンロードページ画面

2. メールアドレスの登録:
登録フォームが表示されます。メールアドレス(と氏名)を入力し、 「Send Link to Download」 をクリックします。
※ここで入力したアドレス宛にダウンロード用URLが送られます。

BlackHoleの登録フォーム

3. ダウンロードとインストール:
届いたメールを開き、本文中のリンクをクリックします。リストから 「BlackHole 2ch」 を選んでインストーラーをダウンロードし、画面の指示に従ってインストールします。

BlackHoleのインストーラー画面

Audio MIDI設定の最適化

BlackHoleを入れただけでは音は録れません。「自分の耳でも聴きつつ、Audacityにも音を送る」ための設定が必要です。
Macの「アプリケーション」>「ユーティリティ」にある「Audio MIDI設定」アプリを開きます。

左下の「+」から 「複数出力装置を作成」 を選びます。
「BlackHole 2ch」と「内蔵出力 」の両方にチェックを入れます。

MacのAudio MIDI設定アプリの画面 Audio MIDI設定で複数出力装置を作成する画面

【重要】「マスター装置」を「BlackHole 2ch」に設定し、「ドリフト補正」は「内蔵出力」の方にチェックを入れます。

Mac版Audacityでの録音手順

  • 「システム設定」>「サウンド」>「出力」で、先ほど作った「複数出力装置」を選択します。
  • Audacityを起動し、入力デバイス(マイクアイコン)に「BlackHole 2ch」を選びます。
  • あとはWindows版と同様に、録音ボタンを押して曲を再生するだけです。

4. 無料録音で曲名や画像を付ける方法(Mp3tag)

Audacityで書き出したMP3ファイルには情報が一切含まれておらず、ファイル名は「無題」になります。スマホで快適に使うには、フリーソフト「Mp3tag」を使った手動編集が必須です。

ジャケット画像の付け方

Google画像検索で「アルバム名 ジャケット」と検索し、画像をPCに保存します。

Google画像検索結果画面

Mp3tagにMP3ファイルを読み込ませます。
左下のカバー領域を右クリックし、「カバーを追加」で保存した画像を選択します。

Mp3tagでジャケット画像を追加する画面

曲名・アルバム情報の編集

Mp3tagの左パネルに、Apple Musicの画面を見ながら「タイトル」「アーティスト」「アルバム名」「トラック番号」を一文字ずつ手入力します。

Mp3tagで曲名などのタグ情報を編集する画面

※注意:アルバム1枚12曲の場合、この作業を12回繰り返します。数百曲ある場合、この作業は現実的ではありません。

5. 無料録音のデメリットと専用ソフトの比較【結論】

無料録音はコストゼロですが、アルバム1枚分を作業するだけで「録音に実時間(1倍速)がかかる」「通知音が混ざる」「タグの手打ちが苦痛」という大きな壁にぶつかります。

「時間」と「手間」を考慮した、無料ソフトと専用ソフトのリアルな比較表です。

比較項目 無料録音 (Audacity等) 専用ソフト (SongGet)
作業時間 1倍速(再生時間と同じ) 最大20倍速(数分で完了)
曲名・タグ 手作業で一文字ずつ入力 完全自動で取得・保存
ノイズ混入 あり(通知音など) 一切なし (直接データ変換)
  • 無料録音が向いている人:1 〜 2曲だけ保存したい人。PC操作や編集作業自体を楽しめる人。
  • 専用ソフトが向いている人:アルバム単位で保存したい人。週末の時間を単純作業で潰したくない人

6. 時間を節約するならApple Music変換ソフト(SongGet)

「数曲なら無料録音でいい。でも、何十曲も手動でタグ入力するのは無理…」
そう感じる方には、SongGet Apple Music変換が最適解です。

SongGet Logo

SongGet Apple Music 変換

  • 面倒な録音作業を完全自動化。最大20倍速で処理。
  • Apple MusicのDRM保護を解除してWAV・MP3形式へ高音質変換。
  • 曲名・歌詞・ジャケット画像(タグ)を自動保持。

SongGetの使い方ステップ(Windows/Mac)

1. ソフトを起動し、Apple IDでログインします。

SonggetでApple IDをログインする画面

2. 保存したいプレイリストを開き、「↓」ボタンを押します。

SonggetでApple Musicのプレイリストを読み込む画面

3. 出力形式(MP3など)を選んで「ダウンロード」をクリックするだけです。

Songgetで出力形式をMP3などに選択し変換を開始する画面

7. MP3に変換した曲をスマホで再生する方法

作成したMP3ファイル(DRMフリー)をデバイスに転送する方法です。

作成したMP3ファイルをスマホやUSBに転送するイメージ図
  • iPhoneに転送:PCと接続し、iTunes(MacならFinder)で「ファイルをライブラリに追加」して同期します。
  • Androidに転送:PCとUSB接続し、スマホ内の「Music」フォルダにMP3ファイルを直接コピーします。
  • USBメモリや車で再生:USBメモリをFAT32形式でフォーマットし、MP3ファイルをコピーして挿し込みます。

8. よくある質問(FAQ)

  • Q1. スマホアプリだけでMP3化できる?

    A1. ほぼ不可能です。iPhoneの画面収録で「動画」にはできますが、「MP3音声」として取り出し、タグ情報を付けるにはPCが必要です。

  • Q2. 録音と変換どっちが音質いい?

    A2. 理論上は「変換(SongGet)」の方が高音質です。録音はPCのオーディオミキサーを経由する際にわずかな信号変化が起きる可能性がありますが、変換はデジタルデータを直接処理するため劣化がありません。

まとめ|無料でもできるが「時間効率」が全てを左右する

Apple Musicを完全無料でMP3にする方法は、AudacityやBlackHoleを駆使すれば確実に実現可能です。「どうしても1円もかけたくない、数曲だけ保存したい」という方には最適な方法です。

しかし、数十曲単位の保存や、スマホでの綺麗なプレイリスト管理を目指す場合、手作業での録音・タグ付けはあまりにも非効率です。

まずは無料版で動作確認するのがおすすめ
SongGet Apple Music変換の無料体験版を使えば、「タグ自動取得の便利さ」と「爆速変換」をリスクなしで体験できます。Audacityでの録音作業に疲れてしまった時は、ぜひ一度試してみてください。

Windows 無料ダウンロード
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Mac 無料ダウンロード
macOS 最新版 対応
Author

吉田 凛 (Yoshida Rin)

デジタル音楽・PCソフトウェアを専門とするレビューアー。便利なソフトウェアの検証や、音声変換のテクニックを分かりやすく解説します。