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SongGetは安全?企業情報からウイルススキャンまで徹底検証

「SongGetは安全なのか」という点について、公式サイトや各種レビュー記事では「安全」と紹介されているものの、その根拠や運営元の情報、インストール時に求められる権限などを具体的に確認した記録はあまり見当たりません。そこで今回、SongGet編集部では実際にインストーラーを取得し、安全性に関わる項目を一つずつ確認しました。本記事はその検証過程と結果をまとめたものです。

⏱️ 先に結論だけ言うと

確認項目 確認した内容
運営元の情報会社名・住所の公式記載はなし。デジタル署名から「SongGet Software Co., Ltd.」の名称を確認
アカウント情報・決済ログインは内蔵ブラウザ経由(パスワードを直接取得しない方式)。購入ページはSSL暗号化に対応
インストーラー(デジタル署名)署名は有効(Sigcheckで確認)
インストール時の権限通常利用では管理者権限を要求されないことを確認
ウイルススキャンVirusTotalで60個中0個の検出(詳細は本文参照)
公式サイトの判別公式ドメインはsongget.org。現時点で明らかな偽サイト・クラック版は確認されていないが、念のため注意を
個人利用の範囲著作権法・各サービスの利用規約の範囲内での利用が前提

各項目の詳細な確認過程は、以下の本文で解説しています。

⚠️ 使用前必読:「安全性」と「合法性」は別の問題です

本記事で扱う「安全性」は、あくまでインストーラーの発行元やウイルススキャン結果といった技術的な観点での確認です。これと、ストリーミングサービスから楽曲を保存する行為が著作権法や各サービスの利用規約に照らして問題ないかという合法性の観点は、別の問題として区別する必要があります。

ストリーミングサービスから楽曲を保存する行為は、著作権法および各ストリーミングサービスの利用規約の両方に関わります。保存した音源を自身の範囲内で利用する場合と、第三者への再配布・共有・インターネット上へのアップロードを行う場合とでは、法的なリスクの度合いが大きく異なります。特に後者については著作権法上の問題が生じる可能性があるため、保存したコンテンツの利用範囲には十分注意してください。

なお、具体的な法的判断については個別のケースにより異なるため、詳細が気になる場合は専門家にご確認いただくことをおすすめします。「ファイル自体に問題がない=どのような使い方をしても問題ない」ということではない点を、あらかじめご理解のうえお読み進めください。

SongGetの安全性検証で確認した項目

今回の検証では、大きく分けて3つの観点から確認を行いました。運営元がどのような情報を公開しているか、インストール時にどのような権限が求められるか、そしてインストーラー自体が公式に発行されたものかどうかです。以下、確認した内容を順に記載します。

SongGetの運営会社・企業情報

公式サイト・プライバシーポリシーに記載された企業情報

公式サイトの「私たちに関しては」ページを確認したところ、記載されていたのは主に理念や実績に関する内容でした——180ヵ国以上、100万人以上のユーザーに利用されているという規模感の紹介が中心で、具体的な会社名や所在地の記載は確認できませんでした。

あわせてプライバシーポリシーおよびDMCAのページも確認しましたが、こちらについても具体的な住所の記載はなく、確認できた連絡先は問い合わせ用のメールアドレスのみでした。

SongGet公式サイトの「私たちに関しては」ページ SongGetのプライバシーポリシー・DMCAページ

デジタル署名から判明した運営会社名

ただし、後述するインストーラーのデジタル署名を確認したところ、証明書情報の中に製品の提供元として「SongGet Software Co., Ltd.」という記載を確認できました。公式サイト上では明示されていない情報ですが、デジタル署名という技術的な裏付けのある形で運営主体の名称を確認できたことになります。

Trustpilotによる第三者評価

また、第三者レビューサイトのTrustpilot上のSongGetのプロフィールも確認しました。評価は3.7(5点満点)と表示されていますが、レビュー件数は本記事執筆時点で1件のみです。この件数では参考データとして扱うことはできません。比較的新しいソフトウェアであるため、第三者評価の蓄積自体がまだ進んでいない段階と考えられます。気になる方は、公式サイト以外にTrustpilotのページや利用者コミュニティでの反応も継続的に確認することをおすすめします。

TrustpilotのSongGetプロフィールページ

アカウント情報・決済セキュリティの取り扱い

SongGetは各配信サービスへのログインを内蔵ブラウザ経由で行う仕組みになっています。これはSongGet側が直接パスワードなどのログイン情報を取得する方式ではなく、各サービスの公式ログイン画面がそのまま内蔵ブラウザ上に表示される形です。この点は、ログイン情報の取り扱いという観点で押さえておきたいポイントです。

また、購入時の決済についても確認しました。公式サイトの購入ページはSSLによる暗号化通信に対応しており、決済情報が保護された状態でやり取りされる仕組みになっています。

運営元情報のまとめ

この情報開示の範囲は、必ずしも手厚いとは言えません。一方で、実物を配送する必要のない海外製ソフトウェアにおいては、詳細な所在地を公開していないケースは珍しくなく、この一点のみで安全性を判断することは適切ではないと考えます。

SongGetインストール時に必要な権限

インストール時にどのような権限が求められるかについても確認しました。実際にインストール・使用してみたところ、通常の利用(内蔵ブラウザでのログイン、楽曲の解析・保存)において、特別な管理者権限を求められることはありませんでした。

SongGetのインストール画面

また、音楽ファイルの保存やフォルダへの書き込みなど、通常の音楽保存ソフトとして必要となる範囲を超えた権限要求も確認できませんでした。

SongGet ロゴ

SongGet All-in-One

対応OS:Windows 11/10/8.1/8/7、macOS 10.15以降

  • ウイルス検査済み・署名確認済み: ウイルス検査(60社中0件検出)と、製作者の署名確認を編集部で実施済みです
  • インストール時に変な権限を要求されない: 音楽を保存するために必要な範囲の権限だけで動作します
  • パスワードを直接預からない設計: ログインは各サービスの公式画面をそのまま表示する方式。SongGet側がパスワードを取得することはありません
  • 購入時の通信も暗号化: カード情報などは暗号化された通信で送信されるため、第三者に読み取られる心配はありません
  • まずは無料でお試し: インストールしてすぐ、この記事で確認した内容を実際に確かめられます

SongGetのデジタル署名(コード署名)検証

デジタル署名(コード署名証明書)とは

ウイルス対策ソフトの検出結果だけでは、ファイルが公式に発行されたものかどうかまでは判断できません。そこで確認したいのが、デジタル署名(コード署名証明書)です。

Sigcheckによる検証方法

簡易的には、ダウンロードした.exeファイルを右クリックし「プロパティ」→「デジタル署名」タブから確認できますが、今回はより詳しい情報を得るため、Microsoft(Sysinternals)が提供するSigcheckというツールをPowerShellから実行して検証しました。

.\sigcheck.exe -m .\SongGet_Setup.exe

検証結果:発行元情報

結果は以下の通りです。

項目 内容
VerifiedSigned(署名は有効)
CompanySongGet Software Co., Ltd.
ProductSongGet
File version8.0.0.4

署名は有効であり、提供元の情報も確認できました。なお、デジタル署名が有効であることは、ファイルの発行元を示すものであり、ソフトウェア全体の動作の安全性を保証するものではない点には留意が必要です。

PowerShellでSigcheckを実行しSongGetのデジタル署名を検証した結果

SongGetのウイルススキャン結果(VirusTotal検証)

ウイルス対策ソフトによるスキャン結果についても確認しました。VirusTotalで最新版インストーラー(songget_setup.exe)をスキャンしたところ、60個のセキュリティベンダーのうち検出は0件という結果でした。詳細はVirusTotalのSongGetインストーラースキャン結果ページから確認できます。

なお、VirusTotalでの確認手順そのものについては、Spotifyの無料ダウンロードは危険?ウイルスを防いで安全にMP3保存する方法で詳しく解説しているので、操作方法が気になる方はそちらもあわせてご参照ください。

VirusTotalでSongGetインストーラーをスキャンした結果(60個中0個検出)

SongGet公式サイトの見分け方とクラック版の注意点

偽サイト・クラック版の検索結果

「SongGet crack」といった検索キーワードには一定の検索数があることを確認していますが、本記事執筆時点で検索してみたところ、明らかな偽サイトや違法な配布ページは確認できませんでした。ただし、こうした非公式な配布ページは今後現れる可能性もゼロではないため、ダウンロードする際は念のためURLが公式ドメイン(songget.org)と一致しているかを確認する習慣をつけておくと安心です。

クラック版・改造版利用のリスク

クラック版・改造版については、仮に見つかったとしても安全性を確認する手段がなく、ウイルスなどが含まれているリスクがあるため、利用は推奨されません。

類似の音楽変換ソフトとの安全性比較

同種の音楽変換ソフトとして、TuneFab・NoteBurner(デスクトップ型)および2conv(Web型)の安全性についても確認を行いました。いずれもデジタル署名は有効であり、VirusTotalでのスキャンでも検出は確認されませんでした。一方で、Web型の2convはインストール不要である反面、運営元の情報が不明瞭であり、通信内容の暗号化やデータ保持方針を利用者側で確認できないという点で、デスクトップ型とは異なるリスク特性を持つと言えます。

各ソフトの安全性・料金・対応サービスの詳細な比較については、以下の記事で実測レビューを行っていますので、あわせてご参照ください。

よくある質問

  • Q1. SongGetにウイルスは含まれていますか?

    A. 公式サイトから入手したインストーラーについては、デジタル署名が有効であることを確認しています。また、VirusTotalでのスキャンでは60個のセキュリティベンダー中0件の検出という結果でした(検証日時点)。

  • Q2. SongGetの無料版でも安全性は同じですか?

    A. 無料版・有料版でインストールされるファイル自体に違いはなく、安全性の観点では同一のものとして扱われます。

  • Q3. SongGetのクラック版・改造版を利用するとどうなりますか?

    A. 公式が提供していないファイルであるため、安全性を確認する手段がありません。不正なプログラムが含まれているリスクがあるため、利用は推奨されません。

  • Q4. 安全に使うために、利用者側でできる対策はありますか?

    A. いくつかあります。①ダウンロードは必ず公式サイト(songget.org)から行い、検索結果の広告や非公式サイトは避ける。②ダウンロード後、念のため手元のウイルス対策ソフトで再スキャンする。③アカウントのログイン情報が気になる場合は、変換専用のサブアカウントを用意する。④購入前に無料版でご自身の環境での動作を確認してから判断する、といった対策が有効です。

SongGetは安全?まとめ・検証履歴

今回の検証では、運営元の情報開示状況、インストール時の権限、デジタル署名、ウイルススキャン結果、公式サイトの見分け方という項目について確認を行いました。技術的な観点では、インストーラーのデジタル署名が有効であること、VirusTotalでのスキャンで検出がなかったこと、通常利用で過剰な権限を要求されないことを確認できています。

一方で、企業情報の開示範囲は限定的であり、第三者レビューの蓄積も現時点では十分とは言えません。今回の検証で明らかな技術的リスクは確認されていませんが、これらの限界を踏まえたうえで、公式サイトからの入手、個人利用の範囲内での使用、そして著作権法・利用規約の遵守という前提を守ることが重要です。判断にあたっては、本記事の内容に加えて、読者ご自身でも最新の情報をあわせてご確認ください。

本検証は2026年9月時点の情報に基づいています。バージョンアップ等があった場合は、あらためて確認のうえ内容を更新する予定です。

🔧 検証環境

検証日2026年9月
SongGetバージョン8.0.0.4
検証OSWindows 11 Home 23H2
使用ツールSigcheck v2.91(Sysinternals)、VirusTotal

📚 SongGetについてのすべては、この3本で十分です

使い方から徹底レビューまで、知りたい情報をまとめてチェックできます。

Author

吉田 凛 (Yoshida Rin)

デジタル音楽・PCソフトウェアを専門とするレビューアー。音楽変換ソフト、ストリーミングサービスの活用術、ソフトウェアの安全性検証を中心に執筆。本記事も実際にインストーラーを取得し、デジタル署名の検証やVirusTotalでのスキャンなど、技術的な確認を行った上で執筆しています。

💡 AIで記事の要点をまとめる

免責事項: 本記事は個人利用を目的とした情報提供を目的としています。著作物の無断共有等は法律により禁止されている場合があるため、利用にあたっては各サービスの利用規約および関連法令をご確認ください。本記事の検証情報は2026年9月時点のものであり、最新の仕様等についてはSongGet公式サイトにてご確認ください。